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見逃さないで!窓の防犯 空き巣は窓を狙ってる

窓の防犯は入り口となるドアや玄関と同じくらい大切です。硬くて頑丈なドアよりも、簡単に割れる窓ガラスから侵入することが多いようです。
今日は「すぐにでも実践できる窓の防犯対策の注意点」をお伝えします
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◆進入経路の多くは窓
泥棒が住宅などへ侵入する手口は、7割以上が窓からの侵入といわれています。「ワンドアツーロック」といってドアに2つ以上のカギを付けたり、ピッキング対策にカバーやアラームを付けたり、ピッキングしにくい鍵に取り換えたりと、ドアへの防犯意識がとても高まっているからです。その反面、窓の防犯はまだまだ不足しているといえるでしょう。
 
■空き巣の手口
泥棒が窓を破る手口は「こじ破り」「焼き破り」「打ち破り」があります。
「こじ破り」とはドライバーなどをガラスのはめ込み部分に差し込み、こじ開けてるようにガラスを割る方法のことです。「焼き破り」はガスバーナーなどでひびを入れて割る方法。「打ち破り」はバールなどの道具でガラスを強打してガラスを割る方法です。
 
■ポイントは進入までの時間
警視庁発表によると、泥棒の窓からの侵入手口は「ガラス破り」が最も多いと報告されています。しかもそのほとんどが5分以内に侵入しているとか。その反面、侵入に5分以上かかると69%の泥棒が侵入を諦めると言われています。窓からの侵入方法は、クレセント錠付近のガラスを割って錠を回して、窓を開けて侵入するというもの。この作業を手間取らせるため、時間をかけさせる工夫をすることが大事なのです。
 

◆窓の防犯対策グッズ『ブザーや面格子、保護フィルム』
 
■保護フィルム
防犯フィルムをガラスに貼ると、ガラスが割れにくくなります。防犯フィルムを貼ったからといって、ガラスが絶対に割れなくなるわけではないのですが、簡単に穴を開けることができないので時間がかかります。このため防犯フィルムは、泥棒の犯行意欲を削ぐ効果があると言えます
 
■窓用の補助錠
補助錠とは、防犯性をより高める目的で補助的に付ける錠前のことです。ガラスを割って穴を開けてクレセント錠を回しても、さらに補助錠が付いていたら窓は開きません。そうなると泥棒は、また補助錠付近のガラスを割って補助錠を外さないと侵入できないわけです。鍵は1つより2つあるほうが侵入に時間がかかるので、泥棒に侵入を諦めさせるという効果も期待できます。
 
■振動アラーム
窓に振動が加わると大きなブザー音を鳴らして警告、ご近所にも伝えてくれる防犯装置、”振動アラーム”。スマホに自動で連絡してくれたり、警備会社と契約して設置したものなら通報機能が備わったものもあります。窓が開いたときに警告するタイプもありますが、振動で警告を発するほうがより防犯効果は高くなります。
 
■面格子
面格子とは、窓の外側に金属制の格子を取り付け、外部からの侵入を防ぐものです。面格子の一番のメリットは、ひと目で”防犯対策している”ということが伝わることではないでしょうか。一番の防犯は、泥棒の事前調査の段階で「侵入しにくい家」と思わせることです。
防犯フィルムや補助錠を使って泥棒が進入を諦めたとしても、割れたりヒビが入ってしまったガラスを修復するためには費用がかかります。面格子は犯罪抑止の効果が期待されるため、ガラスを割る前に進入を諦めさせることができます。余計な出費を防ぐことができるかもしれません。
 
 
◆まとめ
 
いかがでしたか?
窓の防犯について興味を抱いていただけましたでしょうか?
空き巣は防犯対策の隙を突いて犯行に及びます。
対策に「やり過ぎ」はありません。
今一度、ご自宅の弱点を知っておきましょう。
これらの対策はDIYでの施工も可能ですが、自信が無い、もっと詳しく施工内容を知りたい、見積もりが欲しいという方は、地元の防犯専門店にお問い合わせください。

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