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油断大敵! スマートキーのインロック

最近の車は、シリンダーにキーを差さなくても開錠やエンジン始動が出来る「スマートキー仕様車」が多くなっています。
 
このスマートキー、車内にキーがある場合はロックされない仕様。
と、認識されていますが、そうとばかりは言い切れません。
 
今日はそんなスマートキーのインロックについてお話しします。
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◆こんな時はロックされる可能性があります
 
スマートキー仕様車は、車内にキーがあるとき、基本的にドアはロックされません。
これは自動車側のセンサーが、スマートキーの発する電波を常に受信して、その位置を把握しているからです。
 
しかし、一定の条件を満たした場合や、機器の誤作動といったイレギュラーな機会では、その「ロックされない」という基本が覆されてしまうこともあります。
 
一定の条件とは例えば……
 
■鍵をリモコンで開けてエンジンを始動しない場合30秒~45秒で再度ロック
■エンジンを始動して発進しなかった場合、一定の時間が過ぎると自動的にロック
■停車して車から降りた場合、エンジンは掛けたまま・停止のいずれでもロック
 
その他にも、スマートキーの電池容量低下や、センサーの誤作動、電波干渉など、車内にキーがあってもロックされてしまう場合がありますので注意しましょう。
 
 
◆リモコンキーの場合は?
 
リモコンキーのインロックは、大抵は従来のキーでも起こりうるパターンでもあります。
そのパターンとは、リモコンの電池切れや接触不良などの原因で、ロックされない時に手動でロックの操作をしてから、ドアノブを引いてドアを閉めた場合。
この時キーを車内に置きっ放しだと、インロックしてしまうという結果になります。
 
 
◆まとめ
 
それでは、インロックしないための対策とは?
これは従来のキーでもスマートキーでもリモコンキーでも一緒です。
『車から降りるときは、必ずキーを身に付ける』
短時間の降車だからといって、キーを車内に置きっ放しにしたり、エンジンを掛けたまま車から降りるという行為は、防犯面・安全面の不安があるばかりでは無く、常にインロックの可能性が付きまとうものだと認識しましょう。
 
最新のスマートキーは、インロック対策が練られているといいます。
しかし、やはり転ばぬ先の杖。
キーを車内に置きっ放しで降りてしまうのは、良い習慣とは言えません。
ちょっとした油断でインロックして鍵の専門業者を呼び、余計な出費になってしまったり、たとえインロックしなくても、施錠していない一瞬の隙を、車上荒らしに狙われてしまうかも知れません。
 

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